サンゴ増殖中。サンゴの増殖講座!
皆様、めっきり春らしい今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
最近、サンゴの繁殖が半端なく水槽のレイアウトがまったくできない海坊主です。
我が家で飼育しているサンゴをひとまずご紹介。
スターポリプ
カワラフサトサカ
シロスジウミアザミ
シャホウアワサンゴ
コモチハナガササンゴ
マルハナガタサンゴ
コモンサンゴ
比較的飼育の容易なソフトコーラルたちがメインですがこいつらが以前から幅を利かせてどないもなりません。
元気で増えていくのはうれしい事ですが完全放置しています。
ソフトコーラル、ハードコーラル共にポリプは気持ちよく開いているので以前と変わらず水質は問題ないでしょう。
ここで簡単にサンゴの増やし方をご紹介します。
元気ならそのまま放置。
以上です。
マメスナとかスタポは勝手に増殖していきます。そのうちに水槽内の全てのライブロックを覆いそうです。
ここで
「海洋科学から見る水惑星の多角的視点にたつ基礎研究」研究報告書
から抜粋します。
Q127 サンゴはどのようにして子孫を増やすのですか?
A127 サンゴには大きく分けて2通りの増え方があります。一つは卵と精子が受精し、発生してプラヌラ幼生(サンゴの子供)になる方法です。プラヌラはしばらく水の中を漂っていますが、やがて岩に付着して形を変え、小さなポリプになります。このように卵と精子が受精して子孫を増やすことが有性生殖です。これは、花の雌しべに花粉がついて受精し、やがて種子ができ、それが発芽して植物になるのに似ています。もう一つの増え方は、サンゴの体の一部が折れて離れたり、いくつかに割れたり、ポリプが抜け出て別の場所へ移動したりして、もともとのサンゴとは離れたところで別のサンゴになるような増え方で、無性生殖と呼ばれています。木の枝が折れて地上に落ちた後に、また成長して木になるのに似ています。台風でエダサンゴの枝が折れて海底に落ちても、それらの破片は全部が死んでしまうと言うわけではなく、また成長する場合もあります。
ということで・・・
トサカやウミキノコなどのソフトコーラルはとにかく伸びまくってきたらぶった切る!躊躇なくぶった切る!
サムライのごとくぶった切るのです。
そして開いているスペースにくっつけときゃボーボーになります。
上の画像は以前に撮影した、ぶった切り株分けしたトサカです。
あれから五ヶ月ほどたちました、現在のトサカエリアの様子。
ぐでんぐでんに伸び放題ですね。
コレを頻繁に繰り返す事によりトサカの森が作れます。
実は細かく切りすぎた破片や、指で千切れたトサカの欠片を水槽内で発見します。勝手に活着し知らないところで育ったりもしています。
昨日水槽掃除がてらヒメシャコ貝を移動させると・・・
わかるかな?貝殻に活着しちゃったトサカ君。これは今後育てると面白そうです!
最後にこいつも相変わらず無限増殖中です。
もう、自分のサイズの3倍以上になりましたわ。おほほほほ。
話は変わりますが昨夜のNHKにてカクレクマノミとイソギンチャクの共生について放送していましたね。
こんな放送がきっかけでマリンアクアリストが増えていくことを望みます。
では!